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【採用担当者必見!】効果的な求人が誰でも作れるようになる方法

仕事を求める人
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求人を出しても思うような結果が得られない場合、そもそもの設計が間違っていることが多いです。

設計とは「どんな読み手を想定しているか(ターゲット)」そして「どこに魅力を感じてもらうか(訴求)」を指し、ターゲットと訴求が噛み合っていることが重要です。

例えば給料が他社よりも低いというマイナスポイントを抱える求人でも、ターゲットと訴求次第で良い人を集めることができます。では、設計をどのように考えれば良いのかをご紹介します!

まず何をもって求人を成功とするか

そもそも、貴社が求人を出すことで得たい結果は何でしょうか?

「良い人に入社してもらって活躍してもらいたい」という根本の想いは一緒だと思いますが、とにかく応募をたくさん集めてその中から選定したい場合と、応募が少なくても基本的な要件を満たす人に巡り会いたい場合では、ターゲットと訴求が変わってきます。

もちろん応募数に関係なく「要件にドンピシャの人」から応募があれば万々歳ですが、そう簡単ではありません。

ターゲットをガチガチに固めて要求レベルを上げることは博打に近く、せっかくお金をかけて求人を出したのに応募が0人になってしまったという失敗例も多々あります。

かと言って誰でも歓迎のような求人にしてしまうと、応募者は要件を満たさない人ばかりという結果になることも。

結局は「良い塩梅を見つけること」が重要なのですが、応募者の数を集めるのか・質を求めるのか…。求人を出してどのような結果を得たいのかを明確にすることから設計を始めましょう。

ターゲットと訴求の決め方

ターゲットと訴求を考える場合、どちらを先に決めてもOKです。

例えば、入社した人には重要なポストを任せるという訴求が先にあって、現職では出世が見込めなくて転職を考えている人というターゲットを設定することもできます。

逆に、フリーターから正社員採用を目指す若手というターゲットを先に設定して、フリーターから入社して活躍中の現役社員の声を届けるという訴求にすることもできます。

ターゲットの決め方

ステップ1.応募資格を洗い出す

まず応募資格から考えましょう。募集職種の経験がないと採用に至らないのか、業種経験はなくても大丈夫か、パソコンスキルや資格は必要か…などの必須要件を洗い出していきます。

応募資格は実際の原稿に書き過ぎないことが大切です。あれこれ書くと要件に当てはまる人は減っていきますし、求職者もうんざりします。

仕事内容などを具体的に書けば、自分にもできるかどうか・自分の求める仕事かどうかは求職者が判断できますので、応募資格は必要最低限だけ載せることをオススメします。

ステップ2.ペルソナを設定する

ペルソナとは、架空のユーザーのことです。例えば、SNS運用もやる広報職の募集を行うとして、「都内在住で正社員として働く30歳以下の女性で、写真を撮ることやSNSが好きな人」といったようなペルソナを設定することで、その人に向けてどんな訴求や文章を作っていけば良いのかが明確になってきます。

応募者の数を集めたいときには、母数がある程度見込めるペルソナを作ります。

「転職経験がなく在職2年以上の25歳の女性で、趣味でSNS投稿を3年以上続けていて、学生時代はマーケティングを専攻していた人」とガチガチに設定してしまっては母数が見込めませんし、求人が逆に作りにくくなります。

「その人はどんな経歴・スキルがあって、何を求めて転職するのか」というペルソナをまずはざっくりと作ってみましょう。

求人を出してどんな人に来て欲しいのかがぼんやりと頭の中にあれば、意外と何パターンも出てきます。

訴求が先に決まっていれば、訴求が刺さりそうなペルソナを考えればOKです。

「広報としてSNS運用を任されて、たくさん反応が得られる楽しい仕事だよ!」という訴求を考えたのであれば、「都内在住で正社員として働く30歳以下の女性で、写真を撮ることやSNSが好きな人」といった訴求と噛み合うペルソナを設定するといった具合です。

訴求の決め方

ターゲットから考える

先程出した「都内在住で正社員として働く30歳以下の女性で、写真を撮ることやSNSが好きな人」というターゲットをまず考えついたとき、その人にはどんな訴求が刺さりそうでしょうか?

給料の話をすれば良いのか、土日祝休みという働きやすさを訴求すれば良いのか…と色々選択肢はありますが、おそらく仕事のやりがいや面白さ、そしてあなたにもできるよと伝えてあげることが適しているはずです。

設定したターゲットがうちに求めること・うちでワクワクできることって何だろう?という思考で訴求を考えてみましょう。

もちろん先に決めたターゲットにとらわれすぎずに、良い訴求が思いつけばターゲットを改めて設定し直してもOKです。

仕事内容や特徴的な制度などから考える

訴求を先に決めて、後々ターゲットも設定していく場合についてもご紹介します。

まず競合他社よりも勝っている点があるか考えてみましょう。他社よりも給料が高い、休みが多い、福利厚生が豊富、仕事の裁量が大きい…など、魅力的に感じられる部分があれば、そのまま訴求になります。

未経験OKの広報募集という求人自体が珍しい、といった訴求も考えられます。

他社より良い点なんてうちにはない…という場合は、そこそこのポイントを2つ組み合わせて、見せ方を工夫します。

具体的には、「未経験採用・家賃補助」という2つのポイントがあれば「今フリーターでも、家賃補助があるから入社3年後には100万円以上の貯金も可能!」などの訴求が生まれたりします。

そして、「フリーターで将来のために仕事も貯金も頑張りたい20代の人」といったようなターゲットを設定することができるのです。

ターゲットと訴求が噛み合っているかをチェック

高収入を求めている人に向かって、職場の人間関係がいかに素晴らしいかを説き続けても効果が薄いように、ターゲットと訴求は噛み合っていなければ意味がありません。

考えたターゲットと訴求を見比べてみて、ちぐはぐな関係になっていないかをチェックしてみましょう。

まとめ

今回ご紹介したターゲットと訴求の決め方は、多くの場合に使える一般的な考え方です。

実際の求人では「ターゲットも訴求もがっつり考えたのに応募が来ない!」という場合も少なくありません。その場合、競合他社に応募が流れていることが考えられます。そんなときは、ターゲットをあえてずらしてみるなどのやり方もしています。

そういった応用を実践するにも、今回ご紹介したような基本の考え方を知っている必要がありますので、ぜひターゲットと訴求についての考え方を抑えて、求人で素敵な人材と巡り会いましょう!