豆知識 PR

施工管理の仕事は大変?未経験可の求人多数!【土木・建築】

サムアップしている男性
【PR】プロモーションが含まれています。

建設業界(土木・建築)における「施工管理」という仕事をご存知でしょうか?家を建てるときも、道路を作るときも、職人さんや設計士などのほかに、現場を指揮する施工管理という職種の人がいるのです。あらゆる建設工事において欠かすことができません。

実務経験や資格を持っていなくても、学校で土木や建築の専門知識を学んでいなくても、施工管理にチャレンジすることは可能です。ただ一方で「施工管理は大変」とも聞きますが、実際のところどうなのでしょう。建設業界の様々な会社の原稿制作を行ってきた筆者が解説します。

施工管理の仕事内容

ミカタ画像

建設業界の施工管理には、「土木施工管理」と「建築施工管理」があります。

土木工事とは、道路・橋・上下水道などのインフラを作ることや、住宅の土地を造成することなどを指します。一方で、家・店舗・施設・ビルなど建物を作るのが建築工事です。会社によって土木工事と建築工事どちらも手がけていたり、どちらか一方のみに力を入れていたりと色々です。

土木工事でも建築工事でも、基本的には何をどれくらいの予算で作るかという話から始まり、設計したりスケジュールを組んだり、職人さんを集めて実際に工事を行ったりします。

その中で施工管理が行うのは、主に以下のようなことです。

  • 工事スケジュールの策定
  • スタッフの手配
  • 資材の手配
  • 原価管理
  • 安全管理
  • 品質管理
  • 工程管理 など

まずは工事内容からスケジュールや人員・資材の手配を考え、実際の工事現場ではみんなを指揮する司令塔となります。事故のないように安全に、なおかつスムースに工事を進め、求められる品質を依頼主へ提供することがミッションです。

取引先の担当者と打ち合わせを行い、現場では工事を行う職人さんとコミュニケーションを取るなど、色々な人と関わって仕事を進めます。

施工管理になるには?どんな人が向いている?

ミカタ画像

絶対にこの資格や経験がないといけない、ということはありません。むしろ、未経験・知識ゼロ・無資格から新卒でも中途でも採用していることが多々あります。

資格としては「施工管理技士」という国家資格があり、入社後には取得を目指すことになるでしょう。資格を取得しなくても現場に出ることはできますが、「資格保有者を現場に○名置くこと」などの決まりもあるため、資格を持っていることで活躍の幅が広がります。

未経験・知識ゼロ・無資格から始めることができますが、そのときに選考で重視されるのが人物面です。色々な人とコミュニケーションを取って、適切に工事を進めていく力が施工管理には必要となるため、「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」などを求められる場合が多いです。

ただ、すべての会社が高いコミュニケーション能力を必須としているわけではなく、人と接することに苦手意識がなければOKとしていることも。むしろ「素直さ」「やる気」「あきらめない心」などがあれば入社後にいくらでも育成できると多くの会社が考えているため、「建設業界に興味がある」「施工管理を一生の仕事にしたい!」というやる気のある人に向いていると思います。

成果が目に見える・感謝されるやりがい

ミカタ画像

「建物や道路などが完成したときの達成感は、工事を手がけた人にしかわからない格別なもの」というお話を建設業界の方々からよく聞きます。工期は3ヶ月のものもあれば、半年、1年、それ以上というものもあり、大規模な工事になるほど、完成したときにはみんなで喜びを分かち合う感動があるとのことでした。

また、家を建てたときにオーナーやそのご家族から感謝の手紙をいただいたり、橋や道路を整備して近隣住民の方から感謝の言葉をいただいたりと、自分の仕事で人に喜んでもらえるという点も大きなやりがいだそう。

完成した道路を自身の車で走っているときや、自分が工事に携わった商業施設に多くの人が訪れている光景を見たときなど、仕事の成果が目に見えることも施工管理だからこそ感じられるやりがいです。

知識・スキルを習得し、周りに信頼してもらう大変さ

ミカタ画像

工事現場では、的確に指示をしなければ職人さんも困ってしまいます。始めのうちはどう指示していいのかわからない、コミュニケーションがうまく取れない、職人さんから信頼してもらえないと悩むこともあるでしょう。

また、事故もなくスケジュール通りに高品質な建物・道路などを作り上げるのは、そう簡単なことではありません。現場を任されているという責任感がプレッシャーになることもあるようです。

施工管理として一人前になるには数年〜10年はかかるようで、「地道に努力を重ねて成長していくんだ」という意欲がない方には向きません。

まとめ

ミカタ画像

土木工事・建築工事における施工管理職についてご紹介しました。色々と大変さを書いてしまいましたが、「始めてみたら先輩たちが熱心にサポートしてくれて安心した」「自分で色々できるようになると仕事が楽しい!」といった社員さんの声もたくさん聞いたことがあります。

「こんな建物を作ってみたい」「道路など街のインフラを手がけたい」など、施工管理としてどのような仕事がしたいのかをまずは考えて、ご自身に合った会社を色々と探してみてください!