転職の理想と現実のギャップを埋めよう
転職は思い立ったときにサクサクと進めていきたいものですが、転職の流れや転職にかかる期間などを考慮せずに「なんとなくやってみよう」と始めても、途中でテンテンのように「思っていたのと違うな…」と感じ、つまずいてしまうことが多いのです。
ネット検索で良さそうな求人を見つけて、とりあえずその求人を扱っている転職エージェントに会員登録をして、さて面接日程をいつにしようかなと考えていても、実際には転職エージェントとの面談が必要だったり、書類を作り込む必要があったり、そもそもその求人の応募要件を満たしていなかったり…といったことが起こります。
ここにきて「あれ?転職ってもしかして思っているよりも大変?」と気づくのです。そして結局転職をあきらめる人、今度時間があるときに書類を作ろうと考えてそのまま放置する人などが続出します。
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- エージェントと日程調整して面談
- 職務経歴書などを作成
- 職務経歴書をエージェントと調整
- 応募先をエージェントと相談
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ちょこっとメモ
転職活動がめんどくさいと感じる方には、自分のスタイルで使いこなせる転職サービス「jobuddy+」(ジョバディ)がおすすめ。
jobuddy+は、転職エージェントと転職サイトのいいとこどりをできる点が特徴。ニーズに合わせたカスタマイズが可能で、「応募先企業とのやり取りや面倒な手続きはキャリアアドバイザーに任せつつ、不要なアドバイスはバッサリとカット」なんて使い方もできます。
また、ポテンシャル採用求人をメインに取り扱っているため、未経験で挑戦できる募集が多く、職歴や学歴に自信がなくても問題ありません。
転職活動期間は2〜3ヶ月が目安
転職活動を開始してから内定を得るまでの期間は、2ヶ月〜3ヶ月が目安となります。あくまでも目安であり、もっと短い期間で決まる方もいれば、半年〜1年かけて転職活動する方もいるのです。
- 現在フリーターで、すぐにでも会社で働き始められるし、応募先企業も早期入社を望んでいる。(応募から最短1〜2週間で入社OKという募集もあります)
- 知り合いの紹介ですぐに面接を設定してもらえる。
- 応募したらサクサクと選考が進み、自分としても企業としてもぴったりの出会いだった。
- やりたい仕事があるが、企業が求めるスキルや経験と合わない。
- 希望する年収や仕事内容など、条件面で折り合いがつく企業となかなか出会えない。
- どうしても行きたい企業から内定がもらえるまで、妥協せずに粘りに粘る。
「転職理由」「転職先に求めること」の2点を明確に
「なぜ転職するか」「どのような企業に行って何がしたいか」という2点は転職を始めるうえで明確にしておきたい部分です。
テンテンは転職理由として「今の仕事はやる気がでない。だから環境を変えたい。なんなら職種も変えても良い」と考えているみたいです。環境を変えたいとは、今何か不満を抱えているのでしょうか?
環境や職種を変えたら、テンテンがなんとなく感じているモヤモヤは本当に解消されるのでしょうか?
履歴書や職務経歴書を書くときにも、面接のときにも、「なぜ転職するか」「どのような企業に行って何がしたいか」という2点がぼんやりしていると「この人大丈夫かな?」と採用担当者や役員などは不安になり、心を決めることができません。
- 営業ノルマがきつく、周りと競い合う社風も合っていないと感じる。
- 給料がなかなか上がらない。
- 残業や土曜出勤もあって自分の時間が取れない。
- 伸び伸び働けるような雰囲気の良さ。
- あれこれ管理されるより、自分なりに仕事を進めたい。
- 残業が少なく、休みもしっかり確保したい。
- 人と接する仕事や、外に出る仕事も良い。
- できれば今よりも高い給料がほしい。
「転職理由」「転職先に求めること」の2点が自分自身で言語化できないと、軸がぶれて方向性が定まらず、全く自分に合っていない企業の書類・面接対策に時間を割くようなことも起こるのです。結局転職の方向性をイチから見つめ直すことになり、転職活動が長引く要因にもなります。
また、最も懸念すべきなのは、ミスマッチに気づかずに入社してしまうことです。転職は、今抱えている不満を解消し、思い描く理想像に近づくために行うもの。それなのに不満も解消できない、理想像にも近づけないような企業に入社すると、結局また転職することになるのです。
キャリアチェンジをする場合の注意点
キャリアチェンジとは、今自分が働いている業界や職種を変えることです。例えば、販売職が事務職を目指すのも、プログラマーがインフラエンジニアになるのも、食品業界の営業が医療業界の営業になるのもキャリアチェンジといえます。
テンテンの場合、営業としてこれまでの経験が活かせるような企業へ転職すれば、今と同等かそれ以上の給与を提示してもらえる可能性があります。ただし、全く畑違いの業界に行き、イチから商材の知識や営業ノウハウを学ばないといけない場合には、転職後すぐの年収アップは望めないかもしれません。
また、もしテンテンが営業ではなく、「ITエンジニアになりたい」「事務系の仕事がしたい」と考えて、未経験の職種にチャレンジする場合には、年齢や経験、パソコンスキルなどは考慮されるものの、企業が定める最低月給から始まることも多いのです。
つまり、年収アップやキャリアアップを目指すなら、これまでの経験を活かせる環境を探すことが重要となるでしょう。
逆に、年収アップやキャリアアップよりも、「新しくやってみたい仕事がある」「働き方を変えて安定感を求めたい」など違う目的があるならば、キャリアチェンジも視野に入れて転職活動を行うのもありです!
給料なのか、夢なのか、働き方なのか。自分は何を取るかが重要です。
まとめ
次回、めんどくがり屋さんのための転職講座
第2章「自分に合った転職サイトを見つけよう」(鋭意制作中)