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転職回数が多いと不利って本当?求人広告ライターが解説します

グッドかバッドか
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転職を行なう際、まず転職サイトなどで職務経歴書を記載しますよね。このとき、まだ若くて転職回数が多い方は、「なんだか転職ばかりしていて印象が悪そう」と感じることでしょう。

この記事では、企業の採用担当者が一体どの程度転職回数を気にしているのかを、転職サイトの求人広告を制作している筆者が解説します。ちなみに筆者自身も、20代で転職を5回経験しました。

転職回数の多さで書類選考に落ちることはある

まず、転職回数が多いことが原因で選考に落ちるケースは多々あります。具体的には、正社員採用の場合、20代なら転職経験2回が限度だと考える採用担当者が多いです。

30代以降は実績やスキルが重視されるため、そこまで転職回数についてグチグチは言われないでしょう。転職によってステップアップしてきた、という印象をもってもらえるように職務経歴書などの書き方を工夫することが大切です。

若くて転職回数が多い人、または短期間で転職回数が多い人に対しては、よほど優秀な人材だと思われない限り「うちに入ってもすぐ辞めてしまうのではないか」「何か問題を抱えているのではないか」と採用担当者は考えます。

私自身、20代のなかの5年間で転職を3回も4回もしていて、特別なスキルもなかったため、ほとんど書類選考に通りませんでした。これはもう仕方ありません。転職回数が多いことは事実ですから、自分の現状を受け入れて、書類選考を通してくれた会社に入れるように頑張りましょう。

面接でも転職回数が多い点を指摘される

無事に書類選考に通ったからといって、転職回数の多さが問題にあがらなかったわけではありません。企業としては、不安要素をクリアにして、お互いが納得したうえで入社してもらいたいと考えます。

そのため、面接で「転職回数が多いですが、何か理由はありますか?」と率直に聞かれると思ってください。

返答としては、変にごまかすことはおすすめしません。自分なりになぜ転職回数が多くなったか、転職を繰り返さないためにはどう考えているか、を真摯に伝えていきましょう。自分を偽っても、後でまた苦しくなるだけです。ただし、余計なことまでしゃべる必要はないと考えます。端的に返答するよう心がけましょう。

1次面接が通っても、2次面接で新たな面接官に「転職回数が多いね」と言われることがあります。「またそれか…」と思うでしょうが、とにかく仕方ありませんので、どう伝えたら相手の不安を払拭できるのかを考えて面接に挑みましょう。

転職回数が多くても受かる時は受かる!

企業が求めている人材とマッチしていれば、転職回数の多さに関係なく内定がもらえます。転職回数を特に気にしない企業も存在します。

転職回数が多いことを引け目に感じて、自らマイナスイメージを与えないように、自信をもって面接に臨んでください。

全ての企業が転職回数だけで合否を決めているわけではありませんので、相手に「大丈夫そうだな」と思ってもらえるよう、転職回数以外のアピールポイントを自分のなかでもっておきましょう。

時間がかかるケースもあると思いますが、良い求人は続々と出てきますので、あきらめずに転職活動を続けてほしいと思います。