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採用担当者はここを見ている!書類選考で失敗しない書き方のコツ

書類を見ている人
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企業の選考ではたいていの場合、「応募書類」が必須です。新卒採用サイト・転職サイト・企業HPなどからエントリーするには志望動機の記載が必要だったり、Web履歴書を埋めてないといけなかったりします。

第一希望の企業だったとしても、書類で落ちてしまえばもうチャンスはありませんだからこそ「志望動機に何を書こう?」「自己PRに何を書こう?」と誰もが悩みます。

今回はそんな書類選考で失敗しないために、採用担当者がどこに注目しているのかをお伝えします。

企業が求めているテーマを見極める

どれだけ応募先企業への思いの丈を綴ろうと、採用担当者が知りたい情報が記載されていなければ振り向いてもらえません。例えば、企業側は応募者の専門知識や具体的なスキルを重要視しているのに、「自分は向上心がありコミュニケーション能力が高いです」というアピールをツラツラ書いても刺さらないのです。

企業が求めているテーマは「求人」を見ればわかります。

新卒であれば『リクナビ2024』『マイナビ2024』など、中途であれば『エン転職』『リクナビネクスト』などで、「うちはこんな会社です!」「こんな仕事をしてもらいます」と書かれているあのページです。多くの場合、そういったサイトを使って就職活動していることでしょう。

企業は採用ターゲットを決めて求人を出しています。とりあえず求人を出して「誰かいい人こないかな〜」なんてことはしていません。採用にはお金もかかるので、「絶対この求人でこういう人を採用したい!」という明確なテーマを持っています。

だからこそ、求人にはターゲットに刺さる要素が散りばめられているのです。つまり、企業側が「どの程度のスキルを求めているのか」「どんな想いを持った人を求めているのか」がわかります。

あとはそれに合わせて志望動機や自己PRを書いていくだけです。これは、企業側の求めている人物像にこっちから寄せにいこうという意味ではありません。そんなウソをついても入社後に自分が困るだけです。企業が求めているテーマに沿って、実のある話を書いていこうという意味です。

応募書類の書き方の具体例

ある転職サイトでの「営業」の募集。営業未経験でもOKで、業界のことを知らなくても大丈夫と書いてあったとします。ただその下には、「営業・接客・販売経験がある方などを想定しています。」とも書いてあります。

この場合、「お客様相手に提案や折衝ができる人物なのか」を企業は知りたいのです。ですから、自己PRや職務経歴のところには自分がいかにお客様相手の仕事を得意としているかを書けばいいのです。

「どこどこで接客を3年続けた」「普通は1日●万円が平均なのに、自分は●万円売り上げたことがある」「老若男女に対応できる接客術を持っている」など、具体的な数字やエピソードを入れて自分がいかに使えるかを伝えましょう。

さらにその営業の求人では、「成果を上げた分はこんなに還元しますよ、稼げますよ」という点を一番アピールしていたとします。この場合、志望動機は単純に「稼ぎたいから」でいいんです。

また、求人には「意欲重視」「挑戦する人を応援します」などのキーワードが散りばめられていますので、「自分の力を試せる環境だと思いました」など挑戦する意欲を見せていきましょう。「この人はバリバリとやってくれそうだな」と採用担当者に好印象を与えられます。

まとめ

このように、話は単純です。企業が求めているテーマは、求人にしっかり書いてあります。

求人を見れば、「この企業は自分のどの話を聞きたいんだろう」「いくつかある志望動機のうち、どれを一番アピールすればいいんだろう」の答えがわかります。

改めて注意いただきたいのですが、内定がほしいからと言って心にもないことを志望動機としないでください入社後にミスマッチがあったら、あなたがまた就職活動するはめになって苦労するだけです。(自分がそうでした…)

企業側が知りたがっている情報を理解し、それに沿って素直に自分のアピールをしていけば良いのです。

面接で失敗しない方法についても、別の機会にご紹介させていただく予定です。