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就活における“良い中小企業の探し方”を解説

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就活では、大手企業をメインに考えている方が多いことと思います。その一方で、「大手企業だけではなく、保険として中小企業も受けておきたい」「大手企業が受からないので中小企業をメインにしようと思っている」という方もいらっしゃることでしょう。

またはそもそも大手企業に興味がなく、「地元の素敵な中小企業に出会いたい」「中小企業にこそ魅力がある」と考えている方も、もちろんいらっしゃることと思います。

いずれにせよ、ここで問題となるのが良い中小企業の探し方です。なかには怪しい会社もあるんじゃないの?失敗して時間を無駄にしたくないな、といった不安もありますよね。

この記事では、新卒サイトの制作を手がけている筆者なりに、良い中小企業の探し方を解説します。

良い中小企業は、誠実にチャレンジを続けている

中小企業の定義だとか、日本における中小企業の割合だとかの話はさておき、良い中小企業は「誠実にチャレンジを続けている」といえます。

時代の変化に合わせて既存事業を変化させたり、新たな事業を立ち上げたりと、現状維持ではなく常に上を目指して組織・事業を変革している会社が良い中小企業だと筆者は考えます。

歴史があって、事業が確立されていて、売上が安定している会社ももちろん良いですが、目まぐるしく変わっていく時代に取り残されない会社かどうかはぜひ見極めてほしいと思います。

突飛なことをやっている会社が良いというわけではなく、正しい戦略のもと、理にかなったやり方で成長を目指していることが重要です。面白おかしい斬新なチャレンジをしている必要はありません。

誠実にチャレンジを続けている中小企業の探し方

中小企業はたくさんありますので、闇雲に探していては時間が足りません。まず自分自身の譲れないポイントから、新卒サイトで絞り込み検索をしてみてください。

業界・職種・地域のうち2つはバシッと決めたほうが探しやすいです。

さらにいうと、待遇・福利厚生がしっかりしている会社は、社員に還元してくれる誠実な会社だと考えられます。年間休日が120日以上あって、賞与は年2回“確実に”もらえて、残業は月20時間以下で、家族手当や住宅手当があって、自己啓発支援もある、という中小企業は実はそう多くありません。

もちろん業種や職種によりこれらの条件を満たせないケースもあるため、一概に良い悪いとは言えませんが、上記の条件に当てはまる中小企業を見つけたら候補に入れておきましょう。給与に異常なほどの「みなし残業代」が含まれていないかもチェックしてください。

このような具合に絞り込み検索をして、出てきた企業の紹介文では「事業成長のために何をしてきたか、今何をしているか、これから何をしていくか」を重視して読んでみてください。その中小企業なりの強みを活かして、独自性のある事業を展開している会社を見つけましょう。

新卒サイトの情報だけではわからないこともあると思いますので、企業ホームページも覗いてみて、気になったらとにかく説明会に参加してください。生の声を聞くと、良くも悪くも印象がガラッと変わることが多々あるためです。筆者自身、説明会に参加して「この会社いいと思っていたけど、なんか怪しいな」と感じたことが少なからずあります。

筆者が個人的に怪しいと感じるポイントとしては、取引先やお客様が喜ぶ姿が見えてこない事業を行なっている、経営者の顔が見えてこない、やたら売上が高い、などです。

また、社長の経歴や実績を見せてどやってくる会社も注意したほうがいいかもしれません。そのほか、他社を比較対象に出して、「これらの会社に比べてうちはこれだけすごい!」といったような自慢をする会社も筆者はあまり信用していません。

とにかく、会社説明会が会社自慢大会になっていたら要注意です。もっと学生に有益な情報を教えてくれる会社を選んだほうが良いと思います。

できればオンラインではなく、対面での説明会に参加することをおすすめします。社員と直接会う、会社のなかに入る、といった体験をすることで多くの情報を得られるためです。社内の見学もできればしておきたいです。「雰囲気が暗いなあ」「オフィスが汚いなあ」「働いている人が汚いなあ」と思ったらやめておきましょう。

とはいっても、なかなか判断が難しいと思いますので、とにかく「誠実な会社」かどうかに注目してください。

取引先・お客様・社員を大事にしているか、せこい商売をしていないか、事業を続けられていることに対する感謝があるか。このあたりに目を向けると良い中小企業に出会えると思います。

まとめ

就活における良い中小企業の探し方としては、「誠実な会社か」「チャレンジを続けている会社か」という2点に注目しましょう。

とにかく数を見ないことには、良し悪しを判断する目は養えません。めんどくさがらずに、情報を集めて、説明会に参加して、とことん会社と向き合っていきましょう。

怪しい、変だな、おかしい、と感じた会社は結局長続きしませんので、納得のいく素敵な会社に出会えるまでめげずに就活を続けてほしいと思います。